「生きること」は目標じゃない‼️「生きるために」生まれてきたんだから❗️
私が中学生の頃、毎日のように自殺しようとしている同級生がいました。
「昨日は自分の部屋で包丁で手首を切ろうとした」
「昨日は自宅の屋根から飛び降りようとした」
「昨日はいっぱいお酒を飲んでみた」
私には、大好きな友人がなぜ毎日死のうとするのか、理解できませんでしたが、
「何のために生まれてきたんだろう」と考えるようになりました。
私には取り柄がない。
特技もない。
ただのフツーの人。
確かに、一人くらい、いなくなっても良いのかもしれない。
(影響されやすい…)
「よし!一度、私も包丁で手首を切ってみよう!」と思い立ちました。
死のう!と思ったのではなく、友人の気持ちを感じてみたかったのです。
音を立てないようにキッチンに行き、
音を立てないように包丁の入った引き出しを開け、
音を立てないように取り出し、
ぎゅっと握り締めました。
右手に持った包丁を隠すため右腕を脇腹に固定して不自然な格好で歩き、音を立てないように自室に戻りました。
部屋に包丁がある…。
違和感しかありません。
「死にたい!」という気持ちも全く湧き上がりません。
でも、友人の気持ちを味わうのが目的なので、取り敢えず包丁を右手で握りしめ、自分の左手首に近づけてみました。
手が震えます。
左手首が逃げます。
仕方がないので、机の上に左手首を置きます。
右手を左手首を切るために近づけます。
包丁が左手首に当たります。
でも、包丁を握るための力は入るのですが、手首を切るための力が入りません。
何度も挑戦しましたが、包丁を手首に当てることしかできないのです。
当てるといっても、触る程度にしか出来ません。
「だめだよ!そんなことしないで!」と身体からの強い信号がくるのです。
その時、思いました。
「もし、死ぬことが当たり前のことだったら…」
「こんな風に、自分を切ることに抵抗感がないんじゃないかな?もっと何も考えずに、簡単に自分をザクッと切れるんじゃないかな?」
そして、ハッと気づきました。
「人間は出来る限り、死なないように作られてるんだ‼️」
「それってつまり、死んじゃいけないって事で...。」
「そうだ‼️何のために生まれてきたのかって...、生きるために生まれてきたんだ‼️」と。
何の取り柄がなくても。
何も得意なことがなくても。
誰にも頼りにされなくても。
生きるため、そのためだけに生まれてきたんだ!
人間だって動物で、DNAを受け継ぐために生きてる、それだけなんだ!
生きることが大前提で、生き物には死ぬことを回避する仕組みがあるから勝手に死ぬ事は自然に逆らう事なんだ!
目の前が急に明るくなりました。
お小遣いが少ないとか
目が細いとか
生きてる事で生まれてきた意味があるんだ!
あなたも私も、みんな。
生きるために生まれてきたんです。
だから「生きること」は当たり前のこと。
死にたい、は生命の原則に反する異常事態。
生まれてきたからには、死なないために頑張ろう!
私はそう考えています。
辛いこと、恥ずかしいこと、嫌なことされること、嫌なことをしちゃうこと、色々あります。
いなくなっちゃいたい!と思うこともあります。
でも、「生きるために」生まれてきたんです。
生きられないほどの状況になったら、その環境を捨てて、生きられる場所で生きましょう。
「生きる」と言う目標のために、生きるための選択をしましょう。
私たちも動物なんです。自殺する動物なんて、いないんだから。
もっと、もっと逞しく、生きましょう‼️
生きる事は当たり前‼️
死にたがっていた友人は、今も元気に生きています。