「もっと勉強したいです!」 「…それは、本心ですか?」
若手社員との面談でよく聞く、
「もっと勉強したいです。」
「もっと〇〇出来るようになりたいです。」
というセリフ。
若手社員の皆さんは、
これを言った時には、
「評価が下がる」と覚悟した方がいいです。
「もっと」という言葉は、
現状既に勉強している人が使うのですが、
どうしてなんでしょう…。
現状、全く勉強していない人ほど
「もっと」を使いたがるようです。
本当にもっと勉強するんだ!と思う人は、
既に「もっと」勉強しています。
つまり、自分は口だけの人間です!と
宣言しちゃってると捉えられるのです。
もし、本当にこれから勉強するんだ!と思っているなら
「◯◯について、◯日までに理解しようと計画しています」
などと、具体的に伝えて下さい。
◯日になったら、上司に確認される可能性があるので、
実現しようと必死になれますし、
上司との共通の話題が出来るので
なかなか良い戦略ですよね。
若手社員の皆さんは、
薄っぺらい言葉を並べることに
抵抗が無さすぎるので、
もう少し言葉の持つ意味を考えて
口から出すようにしましょう。
上司は歳の分だけ
経験を積んでいます。
だから、あなたの発した言葉が
口先だけのものなのか?
心の底からそう思っているのか?
すぐに分かります。
勉強する気がないなら、
「勉強する意思はありません。
その代わり、資料作りを頑張ります。」等と、
出来ない事と出来る事を
はっきり伝えてくれた方が良いです。
組織をうまく回すためにも、
あなたの真実の姿で挑みましょう。
事実をありのまま伝えましょう。